第31回 -日本文化を担い世界に広がる- 漆の美展
2024年1月20日(土)から2024年1月26日(金)まで東京都美術館ギャラリーCで開催されました。
天井の高い回廊部分には大作が展示されて、階上のガラス越しに、又、エスカレーターで降りてくるときから展示作品が見えて、効果的な展示となりました。
来場者数は1027人と昨年に増して多数の方々にご覧頂くことができました。
出品点数は74点で、このうち27点は台湾、韓国、中国からの出品で、副題の通り-世界に広がる-展示となって参りました。又、招待作品として、漆工奨学賞を受賞した学生さんの作品を展示することができました。
この展示会の特筆すべき点は、日展、伝統工芸展等のジャンルを取り払った漆工芸を志す人々の自由な発表の場として公募していることです。
受賞作の審査も事前に発表された審査委員のよって厳正に選ばれます。
次回は2025年1月21日(火)から2025年1月26日(日)まで東京都美術館ギャラリーBで開催予定です。
お知らせ | 【簡単な蒔絵体験会】 東京都中央区八丁堀 3-18-7 |
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お知らせ | 【金継ぎ教室】 東京都中央区八丁堀 3-18-7 |
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2023年1月20日から1月26日まで、第30回の『漆の美展』は東京都美術館で開催されました。
会報等で予告していたものの、会場の規模に比して、応募作品数に不安があったが、それも杞憂に過ぎず89点の出品が有り、工芸台も予定していた6台から8台に増やして展示することができました。
何よりパネル作品が適所を得て本来の力を発揮できるようになったことは幸いでありました。
作品の審査については例年通り審査委員による10作品選定から始まる点数制で厳正に受賞作品が決められました。
今回特別賞として、第30回記念特別賞が設けられました。この賞に該当する点数を得た1名は初出品でありましたので新人賞になり、もう一作品も他賞を得て、この賞にふさわしい2名が選ばれました。
14の受賞作品のうち台湾からの出品者が3名含まれており、漆樹液の広がりを感じさせるものでした。
館内のスタジオでは【蒔絵体験】も実施されました。
初めての会場設営及び会期終了までの運営に会員の多大な協力があり、盛況のうちに無事に終了できたことに感謝申し上げます。
来年は同じく東京都美術館ギャラリーCにて開催を予定しております。
10月28日(金)、東京都東村山市の八国山たいけんの里に於いて『縄文人の漆の技』見学会を行いました。
同市の下宅部(しもやけべ)遺跡から発掘された 漆工関連土器・木製品についてスライドで解説を受けた後、 掻き傷のあるウルシの木杭・赤漆を塗られた弓・漆で 接着や補修された土器などを見学しました。
これら一連の漆工作業の証しとなる出土品は 重要文化財に指定されています。
最後に、漆工関連出土品のほか様々な石器や木製品も出土した下宅部遺跡の場所で縄文人の暮らしについての話を伺って見学会は終了しました。
令和 4年 5月27日(金)、28日(土)の午前と午後の2部で、日本漆工協会事務所にて蒔絵体験会が開催されました。
沢山のご参加いただき誠にありがとうございました。
機関誌「日本漆工」670号を発行いたしました。
令和 4年 1月19日から26日まで、東京都台東区のシバヤマアートギャラリーにて
『第29回 日本文化を担う・漆の美展』が開催されました。
12月10日に上野 宋雲院にて『令和3年度 虚空蔵菩薩奉賛式』を無事に執り行いました。
理事長、副理事長をはじめ役員、会員の方々が参列頂し、漆工界において物故された方の哀悼の意を表し、謹んでご冥福を祈りました。ご参加頂きました皆様方に感謝申し上げます。
東京都「第14回中央区まるごとミュージアム2021」蒔絵体験開催されました。
コロナのため規模は縮小されましたが、参加者の方々は蒔絵体験会を楽しまれていました。
機関誌「日本漆工」669号を発行いたしました。
岩渕浩之氏『耀葉』を明治神宮に漆器奉納をいたしました。
令和 3年2月13日から20日まで、東京都台東区のシバヤマアートギャラリーにて
『第28回 日本文化を担う・漆の美展』が開催されました。
機関誌「日本漆工」668号を発行いたしました。
12月17日に上野 宋雲院にて『令和2年度 虚空蔵菩薩奉賛式』を無事に執り行いました。
11月8日(日)開催の『中央区 まるごとミュージアム2020 蒔絵体験会』は無事に終了いたしました。
コロナウィルスの影響を心配しましたが、今年も多くのお申し込みがあり、抽選となりました。
当日は、和やかな雰囲気で作業が進みました。
機関誌「日本漆工」667号を発行いたしました。
3月3日から3月8日に開催された『第27回 日本の文化を担う・漆の美展』は好評のうちに終了しました。
コロナ禍にも関わらず、沢山のご来場をいただきありがとうございました。
来年も開催を予定しておりますので、宜しくお願いいたします。
コロナ感染拡大の為、授賞式が開催できませんでしたが、ホームページ上で受賞作品をご紹介させて頂きます。
2月7日 明治神宮に於いて平成30年度「うるしの日」諸行事・第26回日本文化を担う漆の美展 表彰式が行われました。
漆工功労者は、佐藤 豊氏 小林 宮子氏
優秀漆工技術者は、 駒本長信氏 佐藤 貞勝氏
11月24日掲載の「第26回日本文化を担う漆の美展入賞者」記事の通り12名の方々です。
日本漆工協会会報誌『日本漆工』(1985年頃からのもの)のバックナンバーを販売いたします。
資料としてもご活用いただけます。
ご希望の方は、ホームページの問い合わせフォームよりお願いいたします。
※在庫のない号もございます。
平安時代前期の皇族で文徳天皇の第一子、惟喬親王が京都嵐山の法輪寺に参籠し本尊虚空蔵菩薩より、漆の製法と漆塗りの技法をご伝授されて完成し、日本国中に広められた。(この日が11月13日とされています。)
という伝説に基づき、日本漆工協会では昭和26年(1951年)より虚空蔵菩薩を本尊とする東京上野にある臨済宗宋雲院において“虚空蔵菩薩奉賛式”を行っています。
本年も、12月17日(月)に挙行しました。
虚空蔵菩薩、惟喬親王に感謝するとともに、本年度亡くなられた漆関係者のご冥福をお祈りいたしました。
なお、惟喬親王と漆、また、うるしの日はなぜ制定されたかについては
漆原拓也氏執筆 法政大学大学院紀要 第79号 『なぜ「うるしの日」は制定されたか』に詳しいので参照されたい。
11月25日をもって、『第26回 日本の文化を担う・漆の美展』は好評のうちに終了しました。
蒔絵体験やギャラリートークなど、沢山のご来場をいただきありがとうございました。
来年も同時期に開催いたしますので、宜しくお願いいたします。
農林水産大臣賞:彭 坤炎氏(台湾)『潮音』
文部科学大臣賞:山崖 宗陽氏(石川県)『脱乾漆 はやぶさ香合』
林野庁長官賞(美術工芸部門):岩渕 浩之氏(福島県)『映』
林野庁長官賞(産業工芸部門):小池 守氏(群馬県)『篠笛』
日本漆工協会会長賞:蓬田 康和氏(福島県)『紫陽花図硯箱』
日本漆器協同組合連合会理事長賞:華之美洞 五鱈氏(千葉県)『彼は誰時』
日本特用林産振興会会長賞:大川 由美子氏(神奈川県)『空へ』
全国漆業連合会会長賞:山本 朝子氏(埼玉県)『積史』(皮革漆)
漆の美展奨励賞:森 英子氏(千葉県)『額絵 花咲いた』
漆の美展奨励賞:張 森洋氏(台湾)『次元』
漆の美展新人賞:宮城 清氏(沖縄県)『黒漆琉球螺鈿 薫風』
漆の美展新人賞:和田 圭子氏(神奈川県)『六瓢息災』
11月25日(日)まで開催しています。
蒔絵体験も好評実施中です。
11月13日は「漆の日」
文徳天皇の第一皇子、惟喬親王(これたかしんのう)が、漆器製法の完全でないのを慨歎し京都嵐山の法輪寺に参籠して本尊虚空蔵菩薩に祈誓し、うるしの製法と漆塗りの技法を伝授された。
その技法を広め、参籠満願の日が11月13日と言われています。
一般社団法人日本漆工協会では、その日(11月13日)をうるしの日と定めています。
なお、なぜ、うるしの日は制定されたかについては、法政大学大学院紀要第79号に詳しいので参照されたい。
執筆:漆原拓也氏
来たる11月21日(水)から(一社)日本漆工協会主催の「日本の文化を担う・漆の美展」を開催します。
今回で26回目となります。
毎回好評の、蒔絵体験を今回も実施します。
会員の素晴らしい作品を数多く展示しますので是非ご覧ください。
9月14日駐日ミャンマー連邦大使館に経済参事官イーイーカイン氏が日本漆工協会を訪問されました。日本の漆の良さを本国に伝えたいとのことでした。
11月21日から始まる日本文化を担う・漆の美展を是非見学したいとのことでした。
来たる10月15日、当協会事務所において、第5回「うるしの日」研究会を開催いたします。参加を希望される方は下記によりお申し込みください。
来たる9月4日、齋藤漆工芸及び岡田美術館への見学会を開催いたします。参加を希望される方は下記によりお申し込みください。
6月26~28日、料亭・有栖川清水において訪日外国人を対象とした「簡単な蒔絵体験会」を開催いたしました。
6月6日、明治記念館において第5回(通算第67回)通常総会及び懇親会を開催いたしました。ご参加くださいました皆様に感謝申し上げます。
3月27~29日、当協会事務所にて「簡単な蒔絵体験会」を開催いたしました。24名の方がご参加くださいました。
【参加者の声】
・先日は蒔絵体験に参加させていただき、どうも有難うございました。時間もあっという間に過ぎてしまい、とっても楽しい時間を過ごすことができました。オフィスにてお皿の包装を開梱しお皿をお披露目したら自作にも拘らず社内で大変好評でしたので、今度別のスタッフとも体験に伺いたいと思います。
3月15日、明治神宮にて「うるしの日」諸行事として、正式参拝、表彰式、懇親会を開催いたしました。
当協会主催による「簡単な蒔絵体験会」を3月27・28・29日に開催いたします。簡単にあなただけのオリジナルの漆のお皿をつくることができます。
当協会主催による平成29年度「うるしの日」表彰者、及び「第25回日本文化を担う・漆の美展」入賞者が掲載いたします。3月15日、明治神宮に正式参拝後、表彰式、懇親会を開催いたします。
2018年2月18日より、明治神宮社務所内講堂におきまして「第25回日本文化を担う・漆の美展」が始まりました。23日まで開催しております。皆様のおこしをお待ちいたしております。会期中毎日、蒔絵体験を実施しています。
2018年2月18日~23日、明治神宮社務所内講堂におきまして、「第25回日本文化を担う・漆の美展」を開催いたします。入場無料の展示会です。皆様のおこしをお待ちいたしております。会期中毎日、蒔絵体験を実施しています。
12月8日、東上野・宋雲院にて「虚空蔵菩薩奉讃式」を開催いたしました。玉川義隆理事長、坂本恵一副理事長をはじめ役員、会員の方々が参列頂し、漆工界において物故された方の哀悼の意を表し、謹んでご冥福を祈りました。ご参加頂きました皆様方に感謝申し上げます。
10月12、13、14、18、19日、当協会事務所にて「簡単な蒔絵体験会」を開催いたしました。多くの方にご参加頂き、お皿40点、お椀2点の体験をしてくださいました。ご参加下さいました皆様、有難うございます。また、体験指導にご協力頂きました会員の方々に感謝申し上げます。
9月21日~23日、当協会事務所にて開催いたしました「木地・書籍頒布会」を終了いたしました。お買い求めくださった皆様、お手伝い頂きました皆様有難うございました。
10月28日、当協会事務所にて開催予定の第4回「うるしの日」記念研究会(講師:石幡賢治氏)は定員に達しましたので、申込受付を終了いたしました。たくさんのお申込を頂き有難うございました。
9月8日にパイロットコーポレーション蒔絵工房「NAMIKI」様への見学会は、定員に達しましたので、申込受付終了いたしました。たくさんのお申込みを頂き有難うございました。
10月6日、当協会事務所にて開催の第3回「うるしの日」記念研究会(講師:小林伸好氏・「変塗りのデザイン」)は定員に達しましたので、申込受付を終了いたします。たくさんのお申し込みを頂き、有難うございました。