協会概要

概要

名称 一般社団法人 日本漆工協会
代表者 理事長 赤堀 郁彦
住所 東京都中央区八丁堀3-18-7 黒江屋八丁堀ビル6F
電話番号 03-3555-1103
FAX番号 03-3555-1107
メールアドレス office@nihon-shikkou-kyokai.or.jp
主な活動
  • 漆工に関する展覧会(「日本文化を担う・漆の美展」)の開催
  • 漆工に関する研究会・講演会・体験会の開催
  • 漆工界の功労者及び優秀漆工技術者の表彰
  • 機関誌『日本漆工』の発行及び参考資料の頒布
  • 漆に関する調査・研究
  • 「うるしの日」諸行事の実施(漆器奉納、漆苗木授与等)
  • 「漆工奨学賞」の授与

理事長ごあいさつ

 この度、前理事長の後任として一般社団法人日本漆工協会の 理事長に就任いたしました 赤堀郁彦 です。

 玉川義隆前理事長は、漆工協会に新風を送り込み、「漆の美展」を始め数々の事業に携わってきました。

令和6年総会にて辞意を表明し、私が理事長をお受けすることになりました。

 当協会は1948年に設立され、5年後には社団法人となり、漆の各分野、精漆、素材、生産、漆芸、流通、教育等に寄与することを目的として活動して参ります。

 1985年に11月13日を「うるしの日」と制定し、1993年からは明治神宮において「日本文化を担う・漆の美展」を開催し、2014年に一般社団法人の認可を受け、漆文化を社会に普及、啓発する活動を続けています。

 『日本漆工』は、1948年から続く協会誌で通巻674号を発刊するまでになっています。
会員の皆様に毎年無料配布をし、漆工界の新しい話題や会員の皆様の活動状況などをお知らせしています。

 最後に漆文化を受け継いでいくために、今、その歴史の一端にある私共の使命は、漆文化を明日に繋ぎ、後進に託すことにあります。

 当協会では、これからの漆工界を担う学生を対象に「漆工奨学賞」を贈呈する他、卒業制作作品を協会機関誌に掲載しています。 この2024年現在で、大学、大学院、高等学校、研修所等約20校を対象とし、漆芸を学ぶ学生に支援する活動を行っています。

 新たな漆工界のために、微力ながら頑張りたいと思いますので、関係官庁様、各漆工関係業界様等、尚一層のご協力をお願い申し上げます。

                                                                                                           理事長 赤堀 郁彦 

沿革

年度 内容
1948年

設立。中央区日本橋通2-2に事務所をおく。

会報誌の発行を開始。

1951年

漆祖虚空蔵菩薩祭を開催。以後、恒例行事として開催。

1952年 千代田区麹町1-5に事務所を移転。
1953年

社団法人の認可を受ける。

中央区日本橋通2-2に事務所を移転。

1955年 「漆工功労者」の授与開始
1956年 「漆工奨学賞」の授与開始。
1958年 千代田区神田鍛冶町1-1-4に事務所を移転。
1966年 「優秀漆工技術者」の授与開始。
1973年 千代田区外神田4-8-2に事務所を移転。
1976年 『現代日本漆工総覧』を発行。
1985年 11月13日を「うるしの日」に制定。
1988年 茨城県大子町にて「明治神宮うるしの森」植樹祭・記念碑除幕式を開催。
1990年 「徳川宗敬賞」の授与開始。
1993年 明治神宮にて「日本文化を担う漆の美展」を開催。
2017年で24回目を迎えた。
1994年 中央区八丁堀3-18-7に事務所を移転。
1998年 「中日漆藝交流展」を台湾新竹市にて開催。
2004年 「中日漆藝交流展在豊原」を台湾豊原市にて開催。
2005年

愛知県豊田市にて「漆苗木植樹祭」を開催。

「スペイン展(サラマンカ・トレド・バルセロナ)」を開催。

2006年

福島県北塩原村にて「漆の美展」を開催。

以降、6回に渡って開催。

2007年

北塩原村にて「漆苗木植樹祭」を開催。

文化財の維持等に必要な特用林産物供給支援事業として「漆に関する報告書」を発行。

2008年

「スペイン展(バルセロナ・マドリード)」を開催。

「カナダ展(モントリオール展)」を開催。

2011年 「第3回中日漆藝交流展」を台湾新竹市にて開催。
2014年 一般社団法人の認可を受ける。
2017年 横浜にて「漆の美展 IN YOKOHAMA」を開催。

アクセス

東京都中央区八丁堀3-18-7 黒江屋八丁堀ビル6階

営団地下鉄・日比谷線「八丁堀駅」、JR京葉線「八丁堀駅」3番出口より徒歩1分